福岡県では2023年4月1日より「障がい者応援まごころ企業」認定制度が始まりました。この制度は社会全体で障害のある人を応援するために創設され、障害者就労施設などから年間10万円以上の「まごころ製品」を購入または調達した企業を「障がい者応援まごころ企業」と認定する制度です。2023年6月現在、すでに40社以上の企業が認定されています。

企業イメージの向上

認定された企業は「障がい者応援まごころ企業」認定証とシンボルマークが交付されます。このマークはパンフレットや名刺、自社製品や企業のホームページなどに使用できます。さらに、福岡県のホームページで「障がい者応援まごころ企業」一覧として紹介されます。

協力金融機関からの優遇措置など

福岡県内の協力金融機関で優遇措置を受けられるようになったり、福岡県の中小企業融資制度である「ふくおか県政推進サポート資金」を活用できます。条件などは「障がい者応援まごころ企業」認定制度についてをご覧ください。

「まごころ製品」はお菓子やパンなどの食品、雑貨などのハンドメイド品だけではありません。障害者就労施設で働く人が提供する商品やサービスのことを「まごころ製品」と定めています。そのため清掃や事務作業、除草作業などの役務も対象です。書類整理や繁忙期のデータ入力、業務のデジタル化に伴う書類の電子化など、企業様が普段手が回らないお仕事も、REにお任せいただくことで「まごころ製品」の購入となります。